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API仕様
閲覧数:354 配信日:2019-04-11 11:05
Payment Request APIとは?
「Webでの支払いを標準化しようという一連の仕様である Web Payments」を構成する要素のひとつ
・中心を成すもの
支払いと連絡先情報の交換を容易にするW3Cブラウザ標準
・ブラウザとサイト間での顧客の保存されている支払い、住所、連絡先情報の交換を容易にすることを目的としたクロスブラウザ標準
・W3C勧告候補2018年8月30日
Web上の決済を手軽に行えるようにする仕組み
・クレジットカードや住所など、決済に必要な情報の入力をユーザーが簡単に行えるようになる
・決済情報はブラウザが記憶してくれていて、ユーザーは事前に入力してある値から選ぶだけで、Webサイトに情報を渡すことが出来る
試験運用
・PaymentRequest はまだ開発段階だ
・十分に安定しており、実装できる状態になっていると考えられるが、今後もまだ変更される可能性がある
Payment Request API だけで支払い処理が完結するわけではない
Payment Request API を使用しても
・支払いを処理し、お金の移動を発生させるためには、支払情報をペイメントゲートウェイやペイメントプロセッサーといった 決済代行業者 に送る必要がある
Payment Request API の役割
JavaScript を使用したフォームの代替テクノロジー
・フォームの置き換え
・それ自体は支払い処理を行わない
従来
・ユーザーが “支払う” ボタンを押すと、フォームに入力した内容が POST でサーバーへ送信される
Payment Request API
・支払い専用のユーザーインターフェース
・JavaScript がユーザーの支払情報を受け取る
・その情報を決済代行業者へ送信することで支払いを処理する