カテゴリー:
セキュリティ
閲覧数:307 配信日:2019-03-10 12:26
3Dセキュアを使用するには?
全てのクレジットカードで使用できるわけではない
・「クレジットカード発行会社」が本人認証のシステムを持ち、クレジットカード所有者がパスワードを登録して、初めて本人認証が行える仕組み
・クレジットカードが未対応だったり、カード所有者が3Dセキュア未登録の場合は、3Dセキュアを導入していても、本人認証は行われない
事前にパスワード設定
・対応しているクレジットカード会社が発行するクレジットカードの会員となり、予めパスワードを設定する必要がある
・パスワードは、クレジットカードのインターネットサービスで設定する事ができる(例えばJCBカードの場合は「MyJCB」、三井住友カードの場合は「Vpass」による)。クレジットカードのインターネットサービスのログインに利用するパスワードと同じものを3Dセキュアのパスワードとしているクレジットカード会社が多い
・クレジットカード会社によっては、パスワードの設定をせず、認証要求ごとにSMSでパスワードを送信するワンタイムパスワード方式が導入されている会社もある
3Dセキュアの導入メリット
セキュリティ向上
・セキュリティ向上するため、カード支払い時の限度額が引き上げられることもある
3Dセキュアによる本人認証後は、クレジットカードでのお支払い時の上限金額が引き上げられます。
・PayPay3Dセキュアが普及しない理由
3Dセキュアの問題点
・消費者が「自分が事前に設定したパスワード」を忘れた場合、購入できくなる
・画面遷移の増加。パスワード入力する画面(3Dセキュアのサイトが表示)に遷移する
→ 決済途中に3Dセキュア画面に飛ぶと、エラーが起きたのではないか、フィッシングサイトではないかと不安を感じて買い物を止める人もいる
「楽天市場」や「Amazon」といったオンラインモール
・3Dセキュアを義務化していない
・従来どおり、クレジットカード番号や有効期限のみで買い物ができる
「楽天カード」などのカード会社
・対応している
比較一覧表
・3Dセキュアを
- | 使用しない | 使用する |
---|---|---|
認証 | 「クレジットカードに記載されている情報」のみ | 「クレジットカードに記載されている情報」+「自分しか知らないパスワード」 |
具体例 | 「クレジットカード番号」「有効期限」 | 「クレジットカード番号」「有効期限」「パスワード」 |
画面遷移 | 普通 | 増加 |
セキィリティ | 普通 | 向上 |
不正利用の可能性 | 普通 | 減少 |
購入率 | 普通 | 減少 |