カテゴリー:
セキュリティ
閲覧数:340 配信日:2019-02-14 11:38
トークナイゼーション
英語表記
・Tokenization
トークナイゼーションとは?
「乱数により生成した文字列」を双方が保存しておき、後で突き合わせることで元に戻す方法
・元データとは数学的関連性がない(不可逆処理されたデータ)
機密データをトークンに置き換えて保存
・カード番号などの機密データを乱数により生成する別の文字列に置き換え、保存・利用する技術
・機密情報を「トークンと呼ばれるランダムに生成された代理データ」に置き換えて保存・利用する技術
「PCI DSSのデータ保護の要件」に記載されている4つのデータ保護方法の1つ
改正個人情報保護法にて新たに定められた「匿名加工情報」における加工方法の1つ
トークン化されたデータ
無力化
・元データと全く数学的な関係性を持たないデータとなる
・トークン(化されたデータ)から(だけでは)、元の機密情報を解読することはできない
・万が一漏えいしたとしても、それ単体では全く意味のないデータなので、PCI DSSの審査範囲から外すことができる
※トークン化されたクレジットカード番号は、もはやクレジットカード番号としては意味を持たない
元データと1対1で結びつける
・元データと突き合わせることで元データの再取得が可能